おたに家の十割蕎麦とは?
宮崎県高千穂町にある山奥のお蕎麦屋「おたに家」では、毎年300食以上の年越し蕎麦がSNSや店頭での告知も一切せずに、「口コミのみ」で売り切れます。
2023年初めに販売し始めた十割乾燥蕎麦の1800個が、ありがたい事に即時完売しました。
みなさまの熱いご要望にお応えして、蕎麦農家であり職人でもある「おたに家」が厳選した、「大野在来種」の蕎麦粉を、「おたに家ブレンド」と冠し贅沢に十割乾燥蕎麦に仕上げました。
年越しそばに。大切な人へのプレゼントに。
どうぞ、お楽しみください。
お誕生日や年越し、母の日・父の日のプレゼントや、贈りものとしても大変喜ばれています。
繋ぎ続ける「在来種」への情熱
おたに家の蕎麦畑は、標高800mを超える「五ケ所高原」だけで栽培されています。
今まで春蕎麦や低地での栽培にも取り組みました。しかし長年の試行錯誤の過程から最も香りが優れ、気候や風土に適した「秋そば」だけを作り続けることを選びました。
予約のない年越し蕎麦
宮崎県高千穂町にある山奥のお蕎麦屋「おたに家」では、毎年300食以上の年越し蕎麦がSNSや店頭での告知も一切せずに、「口コミのみ」で売り切れます。
そんなお蕎麦屋さんが厳選した「福井県 大野在来種」のお蕎麦を、贅沢に十割乾燥蕎麦に仕上げました。
高千穂の蕎麦の伝道師であるために
宮崎県高千穂町の高千穂と椎葉の2種の在来種を自社農場で育てるお蕎麦屋さん「おたに家」は、アットホームな雰囲気の休憩所です。地元で採れた安心・安全な食材を使ったおいしい郷土料理や、様々な地元特産品があります。
宮崎県の蕎麦屋ではGoogle口コミランキングでも常に上位のお店の、売り切れ御免のお蕎麦屋さんです。
生産者よりご挨拶
おたに家株式会社は2008年の創業以来、“食べることは創ることから”をキャッチフレーズに、厳しくも大きくて深い中山間地域 高千穂の山の中で農業を行ってきました。
創業当時、日本の食料自給率は、カロリーベースで40%でした。“50%に向上させよう!”が国のうたい文句でしたが、現在は38%(2019年)、あの頃の勢いはもうありません。
これからの日本の食糧事情はどうなっていくのでしょうか。“身土不二”「身」つまり今までの行為の結果と、「土」身がよりどころにしている環境、は切り離せません。私たちは今の環境を受け入れ、風の吹くまま、雲の流れるまま土を耕し、肥やしを蒔き、種を播いて黙々と農業を続けていきます。
おたに家の農地は高千穂町内に散在する耕作断念地を借り受けて、無農薬、無化学肥料を基本に農業を営んでいます。当初から、ただ生産するだけでは、生業(なりわい)を維持できないと、飲食店(蕎麦店)の経営や加工品の開発・製造等を行ってきました。私たちは持続可能な地域社会の一助となるべく、これからも泥臭く、マチの食文化の柱石となり、ムラの地主様とその歴史に恥じぬよう生産活動を続けてまいります。
おたに家株式会社 代表取締役 今村 康薦